のどの病気と治療

のどが痛い

急性炎症による場合は適切に抗生剤を処方し、ネブライザー吸入療法を行います。
重度の場合、抗生剤の点滴や注射を行い、入院を要する場合は紹介も行っています。
インフルエンザ、溶連機感染症については迅速検査を行い診断します。
風邪症状だけでなく、アレルギーによる痛みも多くみられますし、少ない頻度ではありますが咽頭がん、喉頭がんなど発症している場合もありますので、おかしいなと感じたら早めにご来院下さい。

かぜが治っても咳が続く場合は早めにご相談下さい。
副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎による後鼻漏(鼻汁がのどにまわる)や、アレルギー咳の可能性もあり、咳喘息の方も多くみられます。

声がかすれる。声が出ない。のどの違和感がある。

電子内視鏡検査を行うことで声帯の状態が分かりますので、ご確認いただけます。
声帯の炎症、ポリープや結節といった良性疾患、声帯のマヒ、場合によっては咽頭がん、喉頭がんが潜んでいる場合もあります。

ご高齢の方で声帯の委縮による発声障害も多くみられます。
原因にあった治療を行いますが、精査や手術加療を要する場合はご紹介しています。

のどの違和感を感じる方も早めにご来院下さい。同じく電子内視鏡検査で精査致します。
アレルギーやストレスや貧血によるもの、逆流性食道炎によるものなど様々な原因がありますので、ご相談の上、内服(漢方も含む)を中心に少しでも症状が和らぐように処方を行います。